自転車道ネットワーク策定へ 北九州市

小倉市街地で優先整備

 北九州市は3月末までに、小倉市街地や黒崎地区など市内の自転車道を整備するため、整備候補路線を明記する「自転車ネットワーク計画」を初めて策定する。すでに小倉市街地では自転車レーンの整備が進行中で、3月末に供用開始される。また1月中旬から老朽化した「平和歩道橋」の撤去作業が行われており、自転車の利用促進も目的の一つで今後、自転車レーンの整備も予定されている。北橋健治市長も先の選挙公約で「通行分離を進めた安全な自転車専用道の計画的整備を進めます」と明記。建設局・道路計画課は「具体的なスケジュールがまだ決まっていないが、小倉市街地から整備を進めることは決まっている」と話している。

 市は08年12月、公共交通機関の活用方法を盛り込んだ「市環境首都総合交通戦略」を策定し、その中で「歩行者・自転車交通の基本的方向性」として、市街地での安全で快適な歩行者・自転車利用環境の確保を明記した。背景に環境負荷が少ないことや健康志向の高まりから自転車利用のニーズが増えていることもある。

 建築都市局・都市交通政策課によれば、策定予定の自転車ネットワーク計画は市内2つの中心市街地や複数のJR駅周辺地区の拠点内ネットワーク、拠点間のネットワークを構築するため、自転車利用状況などを基に自転車道として整備する候補路線を抽出するというもの。その後、どこを優先的に整備するのかや整備手法は建設局が決定する。同課は「用地買収は難しい。今ある道路空間を使って整備する」という。

 小倉北区の通称みかげ通り(上写真/市立医療センター前~クエスト/旧西鉄電車北方線)は車線を減らし、歩道内での自転車レーンが3月末に供用開始される。市内では小倉南区田原地区に次いで2例目。撤去中の平和歩道橋がある交差点には横断歩道が整備され、歩行者と分離する自転車通行帯も設ける。道路計画課は「(横断歩道に)自転車レーンを繋げていきたい」。

(2011年2月11日付)



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