液体廃棄物も受け入れ

若松区エコタウンのガス化溶融炉

若松区エコタウンでガス化溶融炉を稼働させている北九州エコエナジー株式会社(株主/新日本製鐵株式会社、新日鉄エンジニアリング株式会社)は、これまで固形物中心だった廃棄物の受け入れ対象に、液体物も処理するための事業内容の変更届けを北橋健治市長に行い、9月21日付けでその内容を市が公告した。1炉の処理能力も1日処理量160トンから、48立方㍍分を追加する。

変更理由については「燃焼室にて廃酸、廃アルカリの処理を実施するため」としている。受け入れる廃棄物の変更に伴い、ばい煙発生量とばい煙濃度が増加する数値を示している。ただ増加しても環境基準値を満足していることを確認しているとしている。変更前にはなかった自動車等破砕物や石綿含有産業廃棄物も新たに明記している。

市環境局によれば、エコエナジー社からは約1年前から、事業変更の事前相談を受けていたといい、「(東日本大震災での)震災廃棄物の処理とは関係ない」と話している。

エコエナジーのガス化溶融炉は03年6月、工場建設に着手し05年4月に稼働。現在、1日処理量が160トンの溶融炉二基が稼働している。当初計画では三基建設だったが、予定した廃棄物が集まらないため、3基目の建設計画は休止中。

(2011年10月1日付)



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