芦屋基地の滑走路延長計画

北九州市は反対せず

 

航空自衛隊芦屋基地は2年前にまとめた「芦屋滑走路に係わる調査結果」(上図は一部)について基地周辺自治体への説明を再度実施している。基地渉外室によれば、2年前に遠賀四町と北九州市に同調査結果を説明したところ、遠賀町から質問が出たため、その回答を含めて、改めて説明しているという。同渉外室は今後の計画について「滑走路の延長は決定していない。予算も付いていない。検討にあたっての調査」と本紙に回答した。

現在の滑走路1640㍍から、海側に約200㍍延長し1833㍍にすることを想定している。延長する理由として、T4練習機が使用する国内外の飛行場の中で滑走路が短いことを挙げている。海側に滑走路を延長するために保安林伐採する影響については防潮策を設置するとしている。

9月8日開催の北九州市議会本会議で野依謙介議員(共産)は今回の調査結果を取り上げ、「滑走路の延長により、住宅地上空での訓練回数が現状より拡大することは大いにあり得える。輸送機や米軍機の飛来が増えることは確実」と指摘、北橋健治市長に対して滑走路延長の手続きを進めないよう防衛省に申し入れるよう求めたが、市は「滑走路延長は飛行訓練の安全のため」等と答弁し拒否した。

(2011年9月21日付)



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