8・9平和学習ゼロに

登校日実施の北九州市立学校 激減

夏休みに登校日を設ける市立小中学校が激減する中、長崎市に原爆が投下されてから66年目となる今年8月9日に平和学習を実施する市立学校はゼロだった。昨年は八幡西区の八児中学校のみだった。同中は「登校日のあり方を長年議論してきて、今年は登校日自体がない。昨年も(8月9日の平和学習に)欠席の生徒がいた。全員が揃った形での学習のほうがいい」と話している。

北九州市教育委員会は昨年2月の市非核平和都市宣言を受けて、7月を「平和に関する指導月間」と位置づけ、市立学校全校が一斉に平和について学ぶ機会を持つように決め、実施した。また各学校が保有している平和学習の資料教材をデータデース化し、一覧表を全校に配布した。市教委は現在、7月の指導月間で行われた各校の平和学習内容について集計中で、9月中にまとめる予定。

登校日の減少は児童生徒の安全面や出席率の低下、夏休み期間中の「夏の教室」が定着したことが背景にある。これまで平和学習は各校で期間を設定し、学期内に行われていた。

(2011年8月11日付)

 



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