世界同時100万人デモ in天神
東日本大震災発生から丸3か月目が経過した6月11日、「世界同時百万人アクション!」と銘打った行動が世界規模で計画された。
福岡市中央区警固公園でも同日午後2時出発の「6・11サウンドデモin福岡」の市中デモを前に主催者挨拶が続いた。
福岡市では5月8日に続く脱原発デモ。1970年の安保闘争参加の「団塊」世代のジュニアたちが中心のデモは、シュプレヒコールに加え、思い思いのコスプレ、ジャズ、ロックを奏でながら歩くスタイルの「サウンドデモ」。
2歳の男子を子育て中の母親は「この子にどんな社会を残すのか。どんな社会が残せるのか。じっとしていられない」。ある父親は「身の危険が迫っている。俺じゃない子どもの!東電でも九電でも、いい給料も貰って老後も天下りもし放題。でも放射能をまき散らされた俺らの子どもはどーなるの。あいつら先に死ぬから後のことはどうでもいいの」。参加した高齢者は「私は歳だから、もうすぐ死ぬからいい。孫は今から生きていくの」。
(2011年6月21日付)