門司港レトロ地区に記念碑設置
6月5日、北九州市水道局は旧門司市の水道開始百年を記念して、門司区レトロ地区のイベント会場に「水道記念碑」を設置した。
イベント会場では時間をきめて参加者にゴーヤの苗の配布や、濁った水の浄化実験なども行った。またボトル缶「北九州の水道水」を百円で販売し、東日本大震災への復興支援金にする。購入した市民は「なんだか甘く感じる」。
写真は記念水道で水を飲む子。
東日本大震災、福島第1原発放射能漏れ事故で水道水を飲むのをためらう人もいる中、面白そうに水に親しむ子に「ここの水は大丈夫!」という声が聞こえたようだった。
門司のレトロ地区には門司港駅内の「帰り水」軍馬が内地で最後に水を飲んだ「馬の水飲み場」、と水にまつわる近代遺産がある。
(2011年6月11日付)