「高額報酬の非常勤行政委員」問題

 勝訴原告招き講演会  市民オンブズマン北九州

  教育委員会委員や選挙管理委員会委員などの非常勤行政委員の高額報酬を問題視している市民オンブズマン北九州は5月25日午後6時半から、小倉北区の市立生涯学習総合センターで講演会を開催する。講師は、滋賀県を相手に非常勤行政委員の高額報酬支払い差し止めを求めて提訴し、1・2審とも勝訴した原告の吉原稔弁護士。高額報酬問題は全国で訴訟が起こされており、勤務実態に応じた報酬体系を求める活動が活発化している。

 市民オンブズマン北九州も月額報酬ではなく勤務実態に合わせた日額報酬に見直すべきとして市議会にすでに陳情している。選挙管理委員会委員の勤務実態を取り上げ、時給計算すると約9万4200円から14万2600円となり、「社会通念に反している」と批判。市は「報酬は会議への出席の対価ではなく、職務と責任に対する対価」と主張している。

 昨年4月、神戸地裁が高額報酬を認める判決を出し、滋賀県相手の訴訟判決とは正反対の結果となったため、市議会での採決は先送りされている。滋賀県は大阪高裁判決を不服とし最高裁に上告している。

(2011年5月1日付)



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