県同教裁判 完全勝利集会

記念冊子も発行

 

 3月12日午後、福岡市内で「県同教派遣・同和ヤミ専従糾明裁判勝利祝賀会」が行われた。1999年の県民約900人による住民監査請求から足掛け11年、4000日に及ぶ裁判だった。

 開会挨拶で鐘井・県人権連会長(左写真)は「54回の裁判、合計5000人の傍聴者、7人の弁護団、220回の公判前会議だった」「上告却下は正しい公教育の在り方を追求し、同和教育の廃止を訴えた成果」「10年にわたる裁判を勝利で締めくくった」と述べた。

 大同啓五・国民融合事務局長は「裁判の結果は各府県の同教教師たちを引上げされた。国民融合は裁判所への意見書を繰り返し提出した。人のためではなく自分たちの課題でもあった。みなさんの成果は各府県の成果でもあり普及していく必要がある。行政も『意識改革』をしたが、まだ部落問題、同和問題にこだわる人がいて『差別意識を持つ人がいる』『人権』の名で利用しようと企んでいる。ここで一服ではなく、引き続き闘うことが必要」と激も飛ばした。

 平塚新吾・前人権連常任顧問は7人の原告弁護団を恐怖心のない堂々とした「野武士」と形容し、「福岡でいう荒ましだが、ち密な理論集団」と評した。さらに裁判の下支えに「藤野浩巧元小学校教頭の情報公開請求があったことをわすれてはいけない」と話した。県下から毎回100余人が福岡裁判所に集結した。

 同裁判の全記録を記した完全勝利記念冊子を発行しており、1冊1500円。上告棄却文書は勿論、県同教裁判の全てと原告、弁護団の感想も収録。今後の同和問題の研究書にもなる。お求めは本紙へ。

(2011年3月21日付)



Yahoo!ブックマークに登録

サイト内の記事・写真・データ・その他の著作権は小倉タイムスが所有・管理しています。許可なく転載することを固くお断りします。