投票率 過去最低  北九州市長選挙

現職北橋氏が再選

 

 北九州市長選挙は2月6日投開票され、過去最低の投票率37%で現職・北橋健治氏が再選した。白票2152票を含む無効票は4263票。前回市長選の投票率を約20%下げた中で無効票・白票は前回(無効票3221票)を超えた。一騎打ちとなった今回の市長選を恒例の本紙記者の座談会で振りかえった。

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A 三輪陣営の得票数は「国保料引き下げ直接請求」署名の数からいうと、あと2万票以上は入ってよかった。両陣営の出だしは4年前に比べて遅かった。

B 「国保引き下げ」運動の時点で、市幹部や他会派市議らは三輪氏が出馬する見方をしていた。

C 選挙は勝ってナンボのもの。戦略として両陣営どうだったのか。北橋氏はまるで宮本武蔵のようにあるいは便秘のように出るってわかっていて、じらした。三輪陣営は4年間、市民運動として人を育てなかったのか。物事の作戦というか戦略というか受験勉強と同じとはいわないが、それなりの方法あったと思う。

A 自民党会派は昨年の参議院議員選挙が終わって「誰も出さない」と発表すると言っていた。理由は北橋人気と、末吉前市長のように「出来ない」とすぐ言わない仕事を評価していた。また惨敗した4年前の轍を踏まないように、臆病風と財界の支援が望めないことだった。

C 無効票の多さ。選管の言うには、候補者以外が341票、「誰にも入れない」「寒い」などの雑事が1065票、記号や符号と読めるものが503票という。

B 「もう決まったもの」という雰囲気があった。

A その中で戦った三輪は風に向かっていくドンキホーテだったのか。それにしても日刊紙も「決まった」と言う感じで書かなかった。

C それでいえば青年会議所主催の公開討論会の企画はタイムリーだった。三輪氏が真面目に公約を出して北橋氏は後だしジャンケン。

B 日刊各紙は三輪陣営の申し入れや記者会見も書かなかった。盛り上がらなかったのはマスコミの「北橋に決まっている」路線だった。

C 公開討論は、かつての「立ち会い演説会」に似ているが選管主催で各区1回ずつくらいやったらどうかね。

B A4の紙半分ずつに記載した選挙公報じゃ何を言いたいのか意味不明だった。公報を見て選択するってあるのかね。

A オール与党対共産の構図だった。北橋支援の4会派で得票を割ると三輪氏は勝ちだったが。1月29日の小倉北区での北橋後援会の決起集会で自民党市議ベテランが北橋を持ち上げ、自民党の底力を見せ恩を売りつけた。4年前の敵同士が味方の構図って何があるんだろーって思う。

B これからの事業計画、予算執行に現れてくるんだろうね。

C そういえば北橋氏は今回「退職金はいりません」とは公約に入れていない。まっ「退職金いらん問題」で自民党から反対されたからこのままでいけば2期目は退職金が貰える。

A AKB48メンバーを投票棄権防止宣伝に使ったのに投票行動喚起には効果なかった。

B 「自治基本条例」の項目に「市民もまちづくりの一歩」に投票行動云云があるが現職市長が市民意識に働きかけなかった責任はどうするんだ。

C 北橋氏は「しみん党」って言っていたけど「し」が「じ」になったのか、本家じみん党がしみん党になったのか。4年間しっかりみてみよう。 

(2011年2月11日付)

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