小倉駅北口に新球技場建設計画

ギラヴァンツはJ2最下位 

 北九州市が11月17日にJR小倉駅北口での新球技場建設計画を正式発表したが、肝心のホームチームとなる地元J2リーグ・ギラヴァンツ北九州の10年シーズンの成績は低迷した。わずか1勝しか出来ず、断トツの最下位。一方で、Jリーグの先輩でライバルのアビスパ福岡はJ1昇格が決まり対照的。市は今後、新球技場建設の整備手法や建設コスト縮減など詳細な整備方針を策定するため、有識者などで構成する「(仮称)新球技場整備方針策定委員会」を設置し、大規模事業事前評価や市民意見を募集するパブリックコメントも実施する予定。概ね5年後の完成を目指している。今後、計画の具体化に伴い、大規模事業への市民の理解をどう得るのかなど、様々な議論が出ることが予想される。ギラヴァンツのチーム成績もその1つの要素になる。    

 市が発表した新球技場建設候補地は小倉駅北口側の浅野3丁目の民有地。北九州国際会議場の横で現在駐車場として利用されている敷地約2・3㌶。整備の基本方針は▼サッカーやラグビーの球技専用施設、▼1・5万人から2・5万人収容、▼アクセスの良さ、▼町の活性化に寄与、▼環境配慮型施設の5つを示した。   

 候補地選定では市内9か所を検討し、小倉駅北口と八幡東区東田の「スペースワールド園内」「八幡駅北口」の3か所に絞り込んだ。八幡駅北口は土地取得が前提だったこと、スペースワールド園内は詳細な検討に至らなかったことなどから候補地選考から外れた。小倉駅北口を選定した理由は新幹線が停車するなど交通アクセスの良さ、小倉都心機能との連携を挙げた。これまでの当局答弁で、敷地は最低4~5㌶が必要で駐車場も確保するとしてきたが、今回の計画では駐車場は整備しない方針。当局は「小倉市街地には民間駐車場が1万台以上ある。試合が終わった後に小倉地区で食事をしてもらうなど回遊性も期待している」。敷地面積も半分程度だが、コンパクトな造りで整備可能という。

 建設費は概ね100億円とされ、新球技場一部が海上に張り出す親水空間などはさらに費用はかかる。敷地は借地する。完成後の経済効果は年間11億円。Jリーグの1試合平均7000人の来場で、年間22万人など全体として年間26万人の来場者数を見込んでいる?。

上のイメージ図は北九州市提供。

(2010年11月21日付)

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