北九州市議の通信簿 議員格差浮き彫り

4年間で本会議質問ゼロ~17回

 4年間の任期最後となる北九州市議会12月定例会が12月3日開会、10日に閉会した。総選挙が終われば今度は来年1月27日投票の市議会議員選挙一色になる。

有権者にとって、市議会議員が4年間、どのような議会活動をやってきたのかは、投票行動の大きな判断材料にもなる。先日の北九州市議会主催の議会報告会でも参加者から「議会だよりに、発言した議員の名前が掲載されない。議員がどのような発言をしているのか知りたいのに」との不満も聞かれた。

本紙恒例となった市議の「市議会本会議での質問回数」を、4年間17定例会分をまとめた。本会議では、傍聴する市民の分かりやすさを目的に「1問1答方式」も採用するなど一部で議会改革も進み、議員の「発信力」が期待されているが一方で、質問回数がゼロから17回と、一覧表では「議員格差」が浮き彫りになった。

さまざまな議員活動があるが、公開の場で市長をはじめ執行部に直接質すことが出来る、「本会議」での質疑・質問は、議会の役割である市政のチェック機能を果たせる重要な機会である。

今回、もっとも多く登壇したのは、ふくおかネットワークの山本真理議員。17回で全ての定例会で質問した。2位は議員定数削減北九州の中村義雄議員の12回。その次は9回で自民党の西田一議員と上野照弘議員が続く。4年間で延べ300人が登壇しているので各議員平均5回の登壇となるが、登壇ゼロは自民党の2人。一回は自民党の3人。二回は2人。

会派別の質問回数を見ると自民党(22人)は83回、ハートフル(16人)73回、公明党(11人)47回、共産党(10人)68回だった。

4年間毎回登壇した山本議員は「チャンスがある限り、質問に立つようにしている。ネットワークのメンバーがいっしょになって、多くの人の声をひろって、課題を私の言葉を通して問うことで、市政に参加してもらっている」と話した。

(2012年12月11日付)

 

 



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