置き去りの「二重契約問題」 

北九州市は8月31日、宮城県石巻市の震災がれきを9月17日から本格焼却すると発表した。同日、委託料6億2220万円や受入量約2万3000トンなどを明記した今年度の委託契約書を宮城県と締結した。

一方で、宮城県は11日開会する県議会に、石巻ブロックの震災がれき処理を委託した鹿島JVとの委託契約料を大幅に減額する議案を提出。これまで宮城県は、「二重契約では」との指摘に、「契約を見直す」との対応を明言していた。減額議案が審議も採決もされていない中、北九州市へのがれき搬入作業が進行している。

北九州市内での焼却や埋め立て、放射能測定など1トンあたりの処理量は2万7000円。石巻市から北九州市までの運搬費は「5万円程度」。

宮城県は昨年9月、鹿島JVと約1923億6000万円の委託契約を結んだが今回、441億円減の1482億6156万5550円に減額する議案を提案した。宮城県議会の本会議審議は20日から。

(2012年9月11日付)



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