北九州市立大 被災地支援を報告

東日本大震災の被災地、宮城県南三陸町への学生ボランティア派遣を行っている北九州市立大学地域創生学群主催の第2次派遣報告会が7月8日午前、同大学北方キャンパスで開催され、約100名があつまった。

パネルディスカッションでは南三陸町にある社会福祉法人洗心会のぞみ福祉作業所の田中清志さんも参加し、震災当時の状況や現状報告を行った。田中さんは「震災のことを北九州市で発信してほしい。被災地を訪れることで、いろんなことを学べる。人生のプラスになることを学んでほしい」と、学生ボランティアに対してアドバイスを送った。

同大学は9月、第3次派遣(学生21名・教員3名)を行い、来年3月に第4次派遣も計画している。

3月9日から1週間、南三陸町でボランティアとして活動した学生3人が第2次派遣(総勢25名)の活動内容を報告した。

昨年9月の第1次派遣当時はなかった仮設商店街や仮設住宅を巡回する移動式食堂、漁港も再開し、復興への歩みを感じる一方で、ボランティア活動のがれきの仕分けや側溝のヘドロ除去などは半年前と変わらないままだった。町内の小学校などを回り、義援金を届けた。

今回は南三陸町以外に石巻市や陸前高田市なども訪問し、復興商品を販売する企業を応援するため、スタラップなどを持ち帰り、学内販売を実施した。のぞみ福祉作業所での活動では施設利用者との交流を深めた。

学生は「現地の人から、震災のことを忘れないでほしいという声をたくさん聞いた」といい、支援活動継続への課題も挙げた。

(2012年7月11日付)

 



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