「震災ガレキについて知っておきたいこと」

環境ジャーナリスト 青木泰さんが講演

昨年から今年にかけて様々な分野の市民が「何かしなくては」「いても立っていられなくなって」の思いでアクションを起こしている。

行橋市在住の加来久子さんは4月22日、環境ジャーナリストの青木泰さんを北九州市に呼び、講演会を開催する。

何か団体に属しているわけではない。たった1人で考え、拳をあげるでもなく、講師に連絡を取り、会場を押さえ、チラシを刷り、友人や知人らに話し、そこからさらに広がり…。静かに起こした行動は九州各地を駆け巡り始めている。

昨年の3月11日、東日本を襲った地震と津波、そして福島第1原発事故後にたて続く「反原発」「東北支援」などを加来さんは「横目で冷めてみていた」と言う。新聞、テレビとネット上の情報の違い。そこで展開された情報を頼りに、ある集会に行き、今回招聘する青木泰さんを知る。

「私が一番、知りたい」そして「知ることが『支援』」と明快に語る。また「団体に属すと団体の中でしか広がらないし、団体の単位でしか見てもらえない。様々な人がアクションを起こすことが大事」とも。

「3・11以降、傍観者になっていた本人が認めようが認めまいが傍観者でいられなくなった。私を含め、何をやっても『遅れてきた人』となってしまったが、どんな活動も『後発』。そのことを自分の中に留め置いて、正義を振りかざすのではなく、粛々とやって行きたい。気付いた人に、遅れた私につづいてほしい」と思いを語った。

環境ジャーナリスト青木泰氏北九州講演会「震災ガレキについて知っておきたいこと」は4月22日(日)午後2時開演/北九州国際会議場第21会議室/500円/要予約/問い合わせ=090―2511-8853(加来)

(2012年4月1日付)



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