北九州市内の「ゆるキャラ」事情

大久保市議が調査・質問 民間含めて30体余

熊本県の「くまモン」に代表されるように、全国的に注目を浴びている「ゆるキャラ」だが、北九州市内にも多くのゆるキャラが存在する。

先の北九州市議会12月定例会の本会議質問で、はじめて「ゆるキャラ」を取り上げた大久保無我議員(ハートフル北九州)の調査で、北九州市各部局が28種類のキャラクターを所有していることが分かった。そのうち、着ぐるみのあるのは18体。残りはイラストのみ。

大久保議員は一部あまり活動していない着ぐるみ「ゆるキャラ」がいる現状や、市政50周年にむけて市を代表する中核キャラの必要性を指摘した。

市は、「ゆるキャラを作成した部署にはそれぞれの思いがあり、まずはゆるキャラ1つ1つが持っている魅力を全体として発揮する場を設けて、北九州市をPRする方策を検討したい」と答弁したが、中核キャラを設定することにあまり積極的ではない。答弁作成を担当した総務企画局シティプロモーション部は「既存のゆるキャラから中核キャラを作ろうとすれば、所管課が反発すると思う。自分たちのキャラが1番だと思っている。ゆるキャラ全体の担当課を設定することも難しい」との認識を示している。

大久保議員は昨年夏ごろ、市議会事務局を通じ各局に「ゆるキャラ」所有の照会をかけた。その調査結果で、着ぐるみ活動実績がもっとも多かったのは門司区役所所管の「じーも」で2010年度の活動回数は86回、次いで港湾空港局の「スナQ」。その他は年間5~10回程度だった。

大久保議員は「シティプロモーションのあり方という観点から質問した。くまモンは1か月で100回活動している。活用方法をもっと研究してほしい」と、質問した意図を明かした。また「ゆるキャラを1つの会場にあつめるだけでは駄目。市の発信力を高める戦略的なものがいる」と話している。

本紙は、大久保議員からの提供資料や所管課への聞き取り、ネット検索などを基にし、民間も含めた市内の「ゆるキャラ(着ぐるみ)」を調べた結果、計三十一体の着ぐるみ「ゆるキャラ」があることが分かった。

(2012年1月11日付)

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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