小倉競輪汚職事件 19日に証人尋問

市係長 収賄認める

小倉競輪事業をめぐる収賄事件で逮捕・起訴された北九州市職員係長の初公判が12月1日午前、福岡地裁小倉支部であり、係長は検察が読み上げた起訴事実について、少し間をおいて「間違いありません」と全面的に認めた。被告弁護人は事件背景として、「情報収集や人間関係の構築」をあげて、「賄賂性は否定できないが、私利私欲のためではない」と主張。次回公判で、被告と被告の部下だった市職員、2人の証人尋問を行うことが決まった。次回公判は1月19日午前10時から。

検察は冒頭陳述で贈収賄のきっかけについて、06年4月から、市が競輪事業を包括委託した際、今回の贈賄業者が包括委託選定で別のグルーフと組んだため、委託業務を受けることが出来なくなり関係修復を図るため、ファンサービスやイベント企画を担当し業者を指導助言する立場の係長に近づいたと主張。係長が競輪関連事業の予算を増額させ、業者に便宜を図ったと展開した。メディアドーム内で謝礼を受け取ったことや、大阪への出張時に飲食代・宿泊代の支払いを受けたとし約17万円の「収賄」を立証した。

(2011年12月11日付)



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