北橋市長 いきなり反問権行使

職員給与削減案めぐり

「答弁者に申し上げます。質問の趣旨を確認するための発言の範囲を越えることのないようお願い致します」。

北九州市議会12月定例会開会の11月29日、北橋健治市長は佐々木健五議長に注意された。

先述の答弁者とは市長のことで、市が今回提案していた職員給与削減について質疑した大石正信議員(共産)に対して、逆に質問した。

市長は「ちょっと質問の趣旨を確認させていだだきたいのですが、大石議員は人事委員会の勧告にそって給与を定めていくという、この制度自体を基本的には重視されていないのでしょうか。あなたは人事委員会の民間の調査にもとづく勧告という制度を軽視されて、お話されているのか」と発言した。

大石議員は、国が人事院勧告を無視した給与削減を実施しようとしている点をあげて、「市は国に準じてきた。本市は人事委員会勧告を尊重するのか、受け入れるなら国に対してモノを言うべき」と市長の見解を求めていた。

大石議員は「反問権は禁止されている。確認以外のルール違反をやろうとしている」と反発した。

同日、市長の反問権行使を受けて、共産党市議団は「確認権」を越えないよう申し入れた。同日以降、市長は答弁に徹した。

(2011年12月11日付)



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