直方市の須賀神社
直方市下境の須賀神社は北九州市から国道200号線バイパスを行き、下境ジャンクションで降り、田川方面へ行く途中にある。
10月22、23日は5年に一度の秋の大礼祭だった。同神社の御神体は知る人ぞ知る世界最古の「隕石」。
重さは472㌘。1981年、国立科学博物館の村山定男氏が「世界最古」と鑑定した。
雨上がりの23日、溝掘の稲荷神社を出発した御神体の隕石を載せた神輿の後を、六地区から出した直方山笠式の曳き山車が従い下境一帯を練り歩いた。
春の祭りは「五穀豊穣」「大漁」祈願の「予祝」行事の意味を持つ。
県内でも秋の祭りは農村地帯に残るのみで「五穀豊穣」「大漁」への感謝の意味がある。
(2011年10月21日付)