九州定温輸送不当解雇闘争 終結へ

 仮処分申し立てから約6年 総括集会開催

「労働組合排除を目的に会社を解散した」と訴えた九州定温輸送不当解雇裁判を総括する終結集会が11月9日(水)午後6時半から、戸畑生涯学習センターで開催される。

訴えていたのは九州定温輸送の労働組合員5名。2005年7月に解散した物流会社・九州定温輸送(門司区新門司)の不当労働行為を訴え、親会社ワイケーサービス(埼玉県)に対して、雇用契約の地位確認と損害賠償を求めた。会社解散後の06年1月に仮処分を申し立てたが、小倉支部、福岡高裁ともに組合の訴えを退ける決定を行った。同年11月に本裁判を起こした。

福岡地裁小倉支部の1審判決は「組合排除の意図で会社を解散させた」として、会社の不当労働行為を認定する内容で、被告に慰謝料の支払いを命じた。

昨年8月26日の福岡高裁・控訴審判決は会社解散の理由について「不採算営業所の閉鎖など経営改善策を尽し、やむを得ない手段とし、解散自体は組合に対する不当労働行為ではない」とし組合側が逆転敗訴した。原告は上告せず、原告敗訴が確定した。

(2011年11月1日付)



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