最高裁 組合の上告棄却

おから裁判  元請け・新日鉄2社を免責

最高裁判所は10月4日付けで、若松区・エコタウン実証研究エリアにある「おからリサイクル工場」を運営していた北九州食品リサイクル協同組合(市内豆腐屋などで構成)が、おから乾燥機と工場建屋の工事を元請けした新日本製鐵、新日鉄エンジニアリングに対して起こした損害賠償請求訴訟の上告を全員一致で棄却した。今年1月26日の福岡高裁判決で敗訴した同組合が同判決を不服として、最高裁に上告していた。

高裁判決では、争点だった「覚書」の有効性を認め、元請け・新日鐡の責任はないと判断。また新日鐵が訴えていた土地賃料請求では、リサイクル工場の敷地明け渡しを認めて、福岡地裁小倉支部の1審「組合の完全敗訴」を支持した。同組合は「土地代が払えなくなったのはおからリサイクル事業が出来ないからで、その原因は乾燥機。工場が再開したら支払う」と主張していた。

おからリサイクル事業は国・北九州市から約2億円の補助金を受けている。北九州市は昨年7月末、同事業の操業が困難になっているとし、補助金の一部返還を同組合に求めている。

(2011年10月21日付)



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