洞海湾ダイオキシン類汚染

公表から4年 無害化の目途なく

2007年11月、戸畑区川代泊地(洞海湾)の海底から環境基準の最大30倍以上のダイオキシン類が発見されたと北九州市港湾空港局が公表してから四年。未だ汚染解消に向けた目途が立っていない。

先の北九州市議会9月定例会・決算特別委員会で、同局は全ての汚染底質の浚渫や無害化プラント建設など総事業費が「50億円を下らない」との試算を答弁。今後は「50億円は(財政的に)厳しいので、段階的に進められないのか考えていきたい」との方針を示している。

ダイオキシン類が見つかったのは若戸大橋に近い海域。川代泊地の浚渫工事前の底質調査で環境基準を超えた箇所が見つかり、その後、精密検査を実施。21地点のうち6地点で基準超えの汚染が確認された。汚染範囲は6㌶、汚染底質は約7万立方㍍と推定。浚渫土砂は約17万立方㍍。

現在、汚染個所を覆砂している。今年度も無害化の工法などの調査を継続し、覆砂のモニタリングも実施しているという。

(2011年10月21日付)

 

 



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